May 05, 2010

奥田民生 ひとりカンタビレ 2010.04.29

4月29日。祝日。
行きたくて行きたくて仕方なかった、民生のひとりカンタビレに行ってきました。

ひとりカンタビレってのは、
民生お得意の宅録を観られて体験できるライブ。
いつものライブとは違って、民生が全ての楽器をいっこずつ演奏し、
1公演につき新曲を1曲だけ制作する3時間ほどのレコーディング・ライブ。なのさ。

こんなの、普通じゃないでしょう?面白そうでしょう?

当日は、前日から出ていた熱が下がらないまま休日出勤。
フラフラと会社の近くの薬局に熱冷まシートを買いに行って、貼ってみたら、なんかちっちゃい。
………間違えて子供用を買ってしまっていました。………ノー!

そんなこんなで、なんとか夕方までに仕事を終わらせて、いざ。パルコ劇場へ!
(熱冷まシートは、そっと剥がしてから行きました)


このライブは、長丁場だし、民生は好き勝手に進めてるから、ってことで、
お客さんは基本自由行動OK。トイレも自由。
お菓子も配られて、食べながら鑑賞OK。
よっぽど大きな奇声を発しない限り、録音には影響ないとのこと。
あとは、民生がゆるく喋ってる時には随時質問もOK。
何人か「すいませ~ん!」って質問して、民生は『ん?なになに?』って答えてくれる。
機材のことや、作曲の構想のこと。
民生とこんなにもフランクに質疑応答が出来る機会。
わたしは、無駄に緊張し、チキンハートのため、出来ませんでした。が。。


ほんとうに、あの人は、才能のある人だな。

今までDVDの映像やスペシャの番組で、民生のレコーディング風景を何度か観たけれど、
やっぱり、すごい。すごい。
事前に曲の構成はある程度考えた上での行為なんだろうけど、
それでもその場で考えたり・こうした方がいいかなぁ~って問答しながら
スルスルと、モクモクと音楽が紡ぎ出されてゆくのは、才能あっての賜物だよね。
そんな過程を目の前で垣間見るのは、とても楽しくて有意義な時間だった。

この日出来がった曲は『音のない音』という曲。
考えてなさそうなのに、考え込まれている。それは緻密に。
一人でドラム・ベース・ギターを操ってどんどん形にしてゆく。
さらっと歌っているのに、言葉が音ととして意味を持ち、
和音なんて、音符で勉強しなくても、
この30年近い音楽人生でちゃんと培ったものが
自然に空中でハーモニーを鳴らして、コーラスを作ってゆく。


音楽を作ることは、
民生にとって、仕事である前に、最大の、最高の遊びなんだろうなぁ。

ユニコーン以外の、奥田民生としての音楽に触れるのは久しぶりだったし、
必死で毎晩夜中まで民生のHPを観たり、映像を観たり、音楽を聴いたり。
そうやって何も知らないところから民生のことを知ることに必死だった頃を思い出しました。
本当に、じぶんはこの人が好きだなぁ、って行ってよかった、と思いました。

ひとりカンタビレの工程・詳細は【続き】に書きます。
たぶん、民生好き目線の、マニアック路線な記述になるので。
わたし自身が、この日のことを忘れないように。
そして、興味のある方がいれば、チラリみてみてね。うん。
言っておくけど、激長だゾ★



はじまりはじまり。

【開場】
18時スタート。パルコの9階、パルコ劇場。
会場にズラズラと入って行った時からステージ上には民生が居て、びびる。
普通にビールを呑んで、入ってくる人を眺めたり、机の上のMacをいじったり。
どうやらもう、ひとりカンタビレは始まっているしい。じじじじ。
ステージ上には、Macの置いてある作業机と、いつもの事務椅子。
その横にいつものエンジニア宮ちゃんとアシスタントさんの机。
ステージ左側にはドラムセット。その後方に数々のアンプと、テープエコーの機械。
そのまた後ろに控えるギターたち。
ステージ中央には、ひと休み用のソファーと、テーブル、お酒の詰まったミニ冷蔵庫。

いらっしゃいませ。の挨拶。
あんまり凝視しないでください。との要望。
とはいえ、みんなじっと観る。ゆえの、民生の苦笑。

このレコーディングで使うアプリケーションツールの紹介。
「Pro Tools」というソフトを使ってやっていくらしい。
パソコンの画面がそのままステージ後ろのスクリーンに映し出される。

いよいよ。作業開始!


【ドラム録り】
事前に録ってしまっていたという(料理番組っぽい)
ギロの単調なリズムをヘッドフォンで聴きながらドラム録り。
黙々とドラムを叩く。パートごとに分けるのかと思いきや、
おそらく1曲丸ごとと思われる数分間を通して叩く。
ドラムだけなので、今叩いてるのがBメロなのかサビなのか判らないけど、
叩く、叩く、叩く。時に強くクレッシェンド。手と足が忙しなくリズムを刻む。動く。
こうしてドラミングだけを聴いてみると、民生、ドラム上手になったなぁ。。。
昔から、アルバムに1曲入ってるか入ってないかだった宅録曲。
そういう曲を聴くと民生のドラムは、特徴的だった。
少しつんのめってて、なにより元気満点のドラミング。
ここ数年は色んな人のトリビュートやらカバーアルバムに出まくりの民生。
その収録曲はほとんど宅録の一人演奏だというから、ものすごい経験を積んでいるんだろな。
ユニコーンでも川西さんが歌ってる時は常にドラムだし。
そんなこんなで、もう普通のドラマーだよね。
つんのめってないし。あの、すこしつんのめってる所が愛おしかったのに。なんて。

最後にざっと録ったものを聴きなおしてみて問題ないようで、1発で終了!

【ベース録り】
さっき録ったドラムを聴きながらベースを弾く。
デーデデー、デーデデー、デーデデーデー、デー…デゥリュルゥン…!
初っ端から間違える。「間違えた~!」叫ぶ民生。照明暗転+赤のスポットライト。
観客クスクス。
「これ、むずかしい弾きまわしなんだぞぉ?」と逆ギレ。
たしかに指の運びが複雑そう。ブツクサ独りごとをつぶやきながらも再度。
その後は淡々とこなしてゆき、無事終了。なんだかゆっくりめの曲っぽい。感じ。

今のベースについての質問が飛んできた。

今回初登場だという赤いベース。
エピフォンのベース。民生曰く「ギブソンのパチもんみたいなものです」。
えええ!こらこら。

ちなみに楽器演奏中は、
民生の手元や、横からのアングル、後ろからのアングルなど
色んな方向から撮ってる映像がスクリーンに分割されて映し出される。

演奏終了後は、
Pro Toolsのモニタ画面が映し出されて、パソコン上での作業が見られる。
「さっき録ったドラムがこの紫色の帯で、ベースがこの緑で、どんどん重なっていくのよ」
って、説明しながらやってくれる。
音の発生したところが折れ線グラフのようになっている帯が、いくつも重なっている。
色んなパートが一度に表示されていて、吹奏楽の時に見ていたコード譜のようだった。
出だしを移動したいときは、その小節部分をつかんでドラッグ!
みたいに、簡単にパソコン上で出来ちゃうらしい。
すごいなぁ。一同、おおー、とか、へー、とか、ふーん、とか。静かに感動。

【PC復旧休憩】
で、次はいよいよギター…………という所で、Macがフリーズ!
民生はフリーズすることを「気絶した!」としきりに言っていた。
きっといつも言ってるんだろうなぁ。そういうことを知ることもできる。

で、このフリーズによって今まで録ったものが……パァーに……!?
という一抹の不安を抱きながら復旧作業に勤しむステージ上の関係者たち。

しばしトイレ休憩!

とのことで、作業一時中断。
もちろん民生はステージに居るままなので、無意味にステージ前を通る輩多数。
わたしも近くに行きたかったけど、なんか悔しくて(意味不明?)
同じ行動はとらずに一人で遠くから見守る。

15分後、無事パソコン復活!
中身も失われていなかったらしい。

民生「こえええええええええええええええええええええええええかった!」

動揺を隠せず、ワナワナしたまま作業を再開。
「動悸が乱れている!とにかくこまめに保存だ!」とヒヤヒヤ民生。

【ギター録り】
ギターは3本録るとのこと。
まずは1本目。いつもお馴染みギブソンのでっかいやつでリズム録り。
ギロと、ドラムと、ベースだけだった音楽に、すこしだけ色が付いてゆく。
聴きなおしてみて、良くなかったな~、っていう最後の所を録り直す。
録り直したものをピコっとつないで終了!
さっきの事故を踏まえ、会場から「保存!」の掛け声(笑)。
2本目は、エピフォンのギターでリズムギター録りその2。
アルペジオっぽいフレーズを1曲通して弾いてゆく。
ポロロン、ポロロン。万篇なくこのギターの音が散りばめられる。
問題なく終了!とにかく保存!なにより保存!
3本目は自慢のレスポール59!民生のギターの代名詞。
これでリードギター録り。レスポール59のあのひずんだ音が、民生!って感じがする。
併せてテープエコーって機械を使って、このギターの音を時間差で再生。

ジャーン、って弾くと、

ジャーン
 ジャーン
  ジャーン
   ジャーン

って少しだけ・ほんの僅かにずれて聴こえてエコーになる。(っていうのを丁寧に説明してくれる)

このリードギター録り、エコーの掛かり方とか、ビブラートの入り方とか、フレーズが……とかで
録り直し。通して聴きなおしてみて、やっぱり変なところを弾き直す。
で、うまくいって終了!とにかく保存!とにかく保存!
その流れで間奏に入るギターソロ録り。
さっきのテープエコーのズレの回数を少し増やして。
1回弾いてみる。民生のギターソロ。
……が、前半は良かったけど途中怪しかったようで、弾き直し。
ぶっちゃけ私が聴いてみたところで変わらない。どっちも良い。
どちらも大好きな民生のうねるギターフレーズ。どっちも良いんだ。
でも、本人にとっては納得がいかないみたい。
弾き直した方、今度の方がかっこいいフレーズだったみたい。
それは生み出せたけど……今度は前半がイマイチだったようで、もういっかい!
………ここぞ!という後半の大事な音を外す!照明暗転!

民生「うおおおおお!…………タハハハ……」苦笑。

結果、先に録った前半が良かったやつと、後半うまくいったやつを繋げることに。

スクリーンにはまたもやPCの画面が映し出され、フレーズを繋げる作業を説明。
ピコピコッ!って。民生曰く「おいしいとこどりです」。

そんなこんなでギターパート録り終了!とにかく保存!!!!!!

【トイレ休憩】
「おれ、トイレ行ってきていいかな?」と、民生。
ギター録りの時ぐらいから呑んでいるものがビールからウィスキーに変わり、
結構ベロベロ状態。話してることとかがオヤジギャグになってきているし、笑いっぱなし緩みっぱなし。
観客に対しても「ねーねー、こうなのよ」って、普通の飲み屋みたいな話し方になってる。
で、トイレに猛烈に行きたいようで、ここでまたもや休憩を挟みます。

【録音トラックのお掃除】
今まで録ったトラックの中で、要らない部分を削除(ミュート)してゆく。
カウント代わりに入れていたイントロのギロ。その次は本物のカウントのドラムスティックを。
とにかく保存!

【ギターを逆回転】
ここで白いレスポール民生モデル登場。
ここでギターの音をシンプルにジャーン!って鳴らして録って、
PC上で何とか何とかっていう効果(笑)を効かせると、
なんと逆回転風に!フェードイン!
ふぁああ~~~ん!って。

↑絵で描くとこう
すごおおおお!観客から今までの中から一番の拍手。
その逆回転風のフレーズも、鳴っている長さや、かけるエコーの量とか微調整。
それをイントロのどの部分に入れるかも、画面上の譜で位置を微調整。
画面上、ほんの数ミリずらす=音が入る所がコンマ0秒ずれる。
何度かずらして再生して、お客さんにも「こっちのがいいよね?」って同意を求めたり。
そんなこんなでスゴ技披露で、終了!とにかく保存!

【タンバリン録り】
「タンバリンっていうと馬鹿にするけど、こいつは難しいし、大事なんだよ」と力説。
会場にお客さんとして来ていたしーたかさん(民生と長い付き合いのドラマー)に同意を求める。
しーたかさん、大声で「その通りだよ!」とお返事。
どうやらサビパートはギロの音色を抜かして、このタンバリンを入れるみたい。
黙々とタンバリンをオケに合わせて叩いてゆく。座ったまんま。足でリズムをとりながら。
単調なだけに、テンポが遅くなったり早くなったりするのがすぐバレるタンバリン。
だけど、民生は完ぺきにぴったりと叩ききり無事1発で終了~。とにかく保存!とにかく保存!

【ボーカル録り】
ほろ酔いながらも、これまで作ったオケを聴きながら通して歌ってみる。
これも机に向かって椅子に座りながら。両足でリズムを刻みながら歌ってる。
ここで初めて姿を現すメロディーと、耳から聞こえるだけの言葉に一同うっとり。
歌い終わったあとにシーンとなってしまって拍手が遅れる。
民生は「え?駄目だった?」って言ってたけど、これは紛れもなく、
みんなが聴き入りすぎてしまっただけだと思うなぁ。うーん。
メロディーも歌詞も、民生が作る曲独特のミドルなまどろんだ世界。
わたしがすごく好きな世界だった。君と僕の間を流れる音を鳴らそう、って歌。
で、一同うっとりする中、「じゃ、練習終わったので本番いこうかな」って。
ええ!今の練習だったの!ぜんぜんそのままでいいじゃん!

本番スタート!アー!とか、ンンー!とか大きな声を出して準備運動。
途中音を外したらしく、モニャモニャとなってしまう。
聴き直してもう一回歌い直し。最後まで歌うも、途中怪しい部分があったらしい。
聴き直してみて後半がちょっとな~、って言ってまた歌う。
これもぶっちゃけこっちから聴いてる分には何も問題ないのに。
活字じゃ表現できないんだけど、民生独特の語尾の歌いまわし。
何気なく歌っているようでこれもちゃんと意識してやってることなんだな~って、
この歌い直しにこだわる箇所をみると、そう思う。
「出だしの発音が怪しい!間奏で黙ってて、いきなり発音すると駄目なんだよな~」って、
今度は出だし注意報。これも歌い直し。
こうして何度か歌い直したものを、前半と後半を、そして出だしを繋げる。
「プロはね、こうしてね、繋げて直してるんですよ(笑)」と。
画面上、ボーカルパートの帯部分に繋ぎ目が……
「繋ぎ目バレとるやないか!」と言いつつも。
「でもね、この繋ぎ目。1曲通してほとんどが繋ぎ目の人とかいますからね
……………あぶない!今名前言いそうになっちゃった!」とドキドキさせつつも、
ボーカル録り終了!このボーカルにカラオケ的なエコーをかける。
オケなしで、エコーかけ済みのボーカルだけ聴いてみる。
だいぶエコーの量が多めで、お風呂状態。会場から笑い声。
「え~?でもオケに混ぜると案外普通だよ?」と今度はオケと一緒に再生。
ほんとだ。意外と普通だ。一同「おお~。うんうん。」って納得。
やった、ボーカル完成!なにより保存!

【コーラス録り】
コーラスはいくつか入れるみたい。
さっき歌った主旋律を流しつつ、重ねてゆく。
まずはAメロに部分的にハモリを。一発OK。
続いてBメロは民生お得意のユニゾン。民生の声が倍音になって、滲むような声に。
それらを2番にも同じように施して。
次はサビにハーモニーを。今日は「ウ~~~」の発音でいくらしい。
下のパート、上パート。
ウー!って声を出してみて、ちょうどいい音を狙って探る。
不協和音だったらすぐに辞めて、他の音を発音してみる。
先に録ったハーモニーと合わせながら「ん?こいつは下のはずなのに上に行ってるのか?」と一人で問答。
「今ここに行きたいのに、さっき歌った俺が邪魔をしている」とブツクサ。。。
単純なドミソとか、ドファラとか、シファソとかじゃないハーモニーを、
ピアノもギターも使わずに、ただ声を発してみて“こうかな?”ってはめてゆく。
「こうして一人ハモネプ的なことをやってるんです」と、みんなに説明しつつ、
最後にそれぞれバッチリ和音がハマって、コーラス録り終了!保存!保存!

ここでオケを除いたメインボーカルとコーラスのみを試聴する。
民生の声だけで音楽が鳴っている。すごくすごく贅沢な音楽だった。

ここですべてのレコーディングが終了。パチパチパチパチ。忘れずに保存!

【MIX中……】
ここで細かくMIXするため15分ほど休憩へ。
今までステージ上にいながらも民生に「良いんじゃない?」とアドバイスぐらいのみ送っていた
エンジニアの宮ちゃんも交えつつ、スタッフ数人でMacを囲んで作業中。
ちょっと流してみて、民生はソファに寝転んでタバコ吸いながら聴いている。
ハッと思い立って机に戻って、ちょこちょこいじって、また聴いて、ニヤニヤしたり。
またもや私は席でおとなしくそれを見守るだけ。。。
公演中も休憩中も、トイレやら飲み物買いにやらで
結構みんな出歩いているけど(民生もそれを望んでいるのだけど)、
どうも私は貧乏性なのか、一瞬たりとも見逃したくない!と思ってしまい
席を一度も離れなかった。……………真面目か!
そんな中MIXが終わって、またもや軽い質問タイムが設けられる。
お酒を飲みながらも声が出て上手く歌えるのは、才能です、との答え。
メロディ先行の曲作り。歌詞を考える時は先に出来た鼻歌メロディがこう歌ってる気がする、と。
その他アコギの録り方や、ドラムを拾うマイクの説明、アナログ時代の録音方法などなど答えつつ、休憩が終了~。

【完成!曲試聴!】
いよいよ完成した曲の試聴。
ここで初めて明かされた曲のタイトルは、『音のない音』。観客から感嘆のうなり声。
そして歌詞も文字で映し出されつつ。歌に聴き入る。
さっきの歌録りの際、耳から聴くだけの言葉でぼんやりと描いていた世界が
はっきりと意味を持って広がってゆく。韻をふむ民生節。
君と僕の間の音をもっと鳴らそう、って。いう優しいうた。
飴色の音色、っていう言葉が入っている。きっときれいな音色だろう。
途中のギターソロもメロディアス。あのいっこずつ鳴らしていた音がひとつに重なる。
その過程を知っていても、もし知らなくても、聴いたら一度で好きになる。すべてが素晴らしかった。

曲が終わって会場からこの日最大の拍手!

で、保存!保存!(笑)

【終演~退場】
終わりの挨拶があって終演へ。
途中のPCフリーズは民生に相当のショックを与えたらしく、ずっとビクビクしてたらしい。
が、無事すばらしい曲が出来上がって、ほっとひと安心。
最後は民生が大好きな曲、サッチモことルイ・アームルトロングの
「What a Wonderful World」を流して退場。

3時間半ほど掛かったこのライブ。すべての工程を民生ひとりでこなし、疲労困憊。
なはずなのに、そんなことは微塵も感じさせないステージだった。
こちらに対して丁寧に説明しつつ、がんばって良い演奏もして、歌って、考えて……
今まで誰もやったことないライブ、この公演のこの謳い文句を改めて実感しました。
民生ファンだけじゃなくて、音響系の学生も訪れるっていうのにも納得。

あ~、本当にこのライブを観られてよかった。幸せな数時間でした。
そして、相変わらず素っ頓狂なことを考えついて生みだしつづける民生にも、乾杯!

またやってくれると、いいな~。




ちなみにその日完成した曲は最終チェックをしてから、その日の深夜に配信開始!すごいな~。
早速『音のない音』を1曲ダウンロード。
他の公演日の曲も部分的に試聴してみる。その曲によって当然カラーが違う。
激しいのもあれば、カントリー調のもあったり。
私の中では、今日みたいなミドルテンポの曲が民生の中では好きな世界なので、当たって良かった、と。
なーんて、結局どんな曲調であれ自分が参加した日の曲が愛おしく感じるんだろうな。
そして、どうやらこのひとりカンタビレ、
全10公演にて作った全10曲を集めてそのうちCDにする予定とのこと。
だからそれまで全貌を知るのは我慢我慢。
試聴で気に入った他の曲のダウンロードは我慢。
ひとまず自分が参加した日の曲だけに留める。

『音のない音』、毎日聴いています。
聴こえてくる、どんなにわずかなフレーズ、音色も、生まれてくるところを知っているから愛しい。
そして、それまで何気なく聴いていた民生の他の宅録曲の聴く視点も変わったり。

あ~。いい曲だな。いい音だな~。いい音色だな~。あ、ここ繋いだとこかな~(笑)

さ~て、もっかい聴こう。



makiii_musicolor at 18:52│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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